BlogHappy Mind Creator

幼稚園のリクルート強化に向けて ~スポットでないストーリーづくり~

20200626

昨今、幼稚園のリクルート強化の相談やコンサル依頼が増えています
先日も、神奈川県私立幼稚園振興連盟からご依頼いただいて

『リクルートと人材育成で成功する園づくり』

というタイトルで講演会をさせていただきました。
(詳細は以下をクリックしてご覧ください)

昨日は久しぶりに講演会の仕事で横浜に行ってきました神奈川県私立幼稚園教育振興連盟からご依頼いただいた特別講演。テーマは『リクルートと人材育成で成功する園づくり』担当の方から、加盟し
2020-03-19 16:08

昨日もコンサルティング先の認定こども園のリクルート強化用の素材として
活用する写真の撮影
ディレクターという立場で同行してきました

まあ、専門のコンサルタントとしてお伝えしたいことは・・・
PRツールを揃えればそれで学生や対象者がすぐに反応してくれるかと言ったら
そう簡単な話ではないですね

それらをどう使い、どのようなストーリーでターゲットとなる学生や経験者
に自園の魅力を伝えていくかという戦略思考がとても重要です

キーワードは・・・

『スポットでないストーリーづくり』

今回は、HPの全面リニューアルとリクルートパンフレットを作成する仕事
なのですが、それをどのように活かして、対象者との接点の量と質を高めて
いくかという
ストーリー作成と展開支援がコンサルティングの肝
でもあります
HPやパンフレットを作るだけだったら弊社CLPでなくてもできますからね~

そのリクルート強化ストーリーの中に、こういうHPが必要で、そこに
つなげるための簡易パンフレットというツールが必要だからということ。

例えば、学生対象のイベントにそれなりの費用をかけてブース出展
したとしても、そこでつながった学生が次のアクションを起こして更に
園との距離が近くなっていくような導線や仕掛けを用意しているか・・・

ただ会って、連絡先を聞いて、なんとなく満足・・・
それを私は”スポット的発想”と呼んでいます。

次の仕掛けは?
今日の時間は次の何につながるの?
今日は学生はどんな気持ちで自園のことを捉えたの?
だから、次はどんなメッセージやつながりを求めているの?

そのストーリーのゴールが、相思相愛での採用決定であり、
もっと中期的な考え方では、その後の成長ストーリーやライフキャリアまで
イメージを共有できていること
だと思っています

採用もお互いがスポット的発想だから、すぐに辞めてしまう・・・
といった感じになりやすいんじゃないのでしょうか

実は、現在ある会社とコラボプロジェクトということで、
幼稚園、認定こども園、保育園のリクルート活性化プラットフォーム
構築しようといろいろな情報収集をしているところなんです

やはり困っているところが多いわけですから、その人達のお役に立てるように
いろいろと学びながら、解決策を見出していくことが大切だと思っています。

今はその会社の担当者が、いろいろな園や専門学校に訪問して、リクルート
に関する情報をあらゆる視点で集めているところ
なんです
学生にもアンケートをしたり、インタビューをする予定もありまして、
その集まった情報をベースに私のほうで、活性化プラットフォームを
構築していく流れでプロジェクトを進めていきます

もうしばらく時間は要すると思いますが、ある程度固まったら概要はリリース
できると思います。

ちなみに、今回作成する”リクルート用パンフレット”の役割は・・・

それを見た人達が自園のホームページを閲覧してくれること
自園のリクルート用情報発信SNSに登録してもらうこと

そして、ホームページ&SNSを通じた情報発信の中に、自園に足を運んで
もらうような定期的イベント&企画を散りばめて、接点の量と質を高めて
行くストーリーとなっています。

まあ、そのプロセスには細かい仕掛けや配慮などが必要になりますが
そこは守秘義務がありますので・・・

例えば、学生の心に響くようなツールを作成するときに、ほとんどの園で
揃っていないのが、

『先生たちが輝いている写真や映像』

これ、実はリクルート強化の強力なコンテンツになります

子ども達の写真はあれど、先生たちの写真はあまり撮っていない・・・

普段から先生写真を撮り貯めている園はほとんどないのかなというのが自分の実感。
だから、昨日は、わざわざ私の知り合いのプロカメラマンに依頼をして先生たちの
輝いているシーンの撮影会を開催した次第です

カメラマンのレベルも重要ですよ
例えば、今回のディレクターである私が
『学生に対してどんな印象を与えたいかを明確にすること』がとても大切。
それに関しては、園長先生と打ち合わせしながらすり合わせをして・・・

そして、それをプロとしてカタチにできるカメラマンに撮影依頼すること
誰に依頼するかもディレクターの手腕ですからね
その方は、保育現場にも長年精通していますし、芸能人や有名人の撮影なども
してきた方なので、こちらの想定以上のものをアウトプットしてくれるんですよね~
これがまさにプロの仕事です。任せて安心

最高の笑顔の瞬間
子ども達と真剣に向き合っている瞬間
メンバー同士で楽しそうに話している瞬間
 などなど

仕事シーンのベストショットをPR素材としては使いたいから、
すべての教室に入ってかなりたくさんのシーンを撮影してもらいました
園長先生もあらためて自園の先生の働く素敵なシーンを写真として見ながら
やはり自園には素敵な先生が多いと再発見していましたよ。

実は、これはリクルート用のメッセージ動画作成にも活用できますし、
例えば退職するときに、自分の輝いていたシーン集として皆からメッセージ付き
アルバムにしてプレゼントしてあげるという活かし方もあります。
各々の先生が自分の表情をチェックするための指標としても活用できます。

但し・・・

そのカメラマンの方が話していたのですが、正直なところ・・・

『撮りやすい先生と撮りにくい先生がいる、
 撮りやすい園と撮りにくい園がある』

それは私も現場に多くいますから実感としてよくわかります

そもそも、仕事の合間をぬって写真撮影をするようになりますから、それを
めんどくさいと思ってネガティブな気持ちでやっているともちろん撮りにくい
せっかくの機会だから、自分の最高の瞬間を撮ってもらい、リクルートに上手く
つながったらうれしいな・・・というポジティブな気持ちで協力的な先生は撮りやすい

前提はそこにあると思いますね。
園全体の風土が写真にも差としてしっかりでてしまうんですよね~

昨日はすごく撮りやすかったみたいで、かなり良いシーンをたくさん撮影
することができました。それを見た本人達も今までそのレベルの自分の写真なんて
人生で撮影したことがないですから、喜んでいました

コンサルタントとしての視点で言えば、こうやってリクルートの活動に
現場の先生たちを上手に巻き込んでいく機会と風土づくりも重要ポイント
になります

先日の講演会でも伝えましたが、リクルート活動がいまいち上手くいっていない
園の特徴の1つは・・・

『園長だけが必死にやっている』

けっこう思い当たる園長先生もいるのではないでしょうか。

だから、まずはリクルートチームを作ることを推奨していますし、
統括主任やマネージャーという幹部を担っている人材の大きな仕事の1つに
リクルート活動という認識を植え付ける必要がありますね

その人達を中心にリクルートストーリーづくりをしていくのです
ブログやSNSで何を発信するか?今月のリクルートイベントは?
それを園長先生が1人でやることなんて無理ですからね~

まあ、昨日は素敵な先生たちの仕事シーンの写真が撮影できたので、
それを有益なコンテンツとして上手く活用して、リクルート強化につなげたいと思います。

0

一覧を見る