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社会人として初給料は何に使いますか?? ~感謝のカタチと思い入れにつながる使い方~

4月もあっという間に月末になり、もうすぐでGWに突入します。

明日は4月25日、新社会人になった人たちにとって、初めての給料を手にする方が多いのではないでしょうか。自分もだいぶ前にことになりますが、そんな日があったことをなんとなく覚えています。

そして、自分の初任給の使い道ですが・・・
今までお世話になった親戚の方々を食事会に招待して、自分の給与でご馳走させてもらいました~(もちろん自分の親も含めて)

大学生まで、たんまりお年玉もらっていましたし、いろいろな面で支えてもらった方々へのちょっとした感謝の気持ちをカタチにしたかったんですよね。我が家は親戚も多かったので、お正月はかなりの稼がせていただいたので。

今、自分の子どもを持って強く思うことは、

『人間は絶対に一人では生きられない。』ということ。

生まれたばかりの我が子をほうっておけば、当然ですが死んでしまうでしょう。そこには、たくさんの人たちの支えや愛情があるからこそ、命がつながっていくわけですよね。

そしてようやく社会人となって、自分の力でお金を稼げるようになる・・・だからこそ、初任給は、どんなスタイルでもよいですが、感謝をカタチにするために使うべきだと個人的には思います。

ご支援先の会社や園の新人さんや若い方々には、必要なタイミングがあればそんな話をすることもありますかね。

自分が大学から新卒で就職して10年間お世話になった「船井総研」という会社の給料日は、25日ではなく毎月10日でした。その理由を、創業者の船井幸雄先生が語っていたことを思い出します。

創業当時、10人弱の社員を抱えながら、資金繰りがぎりぎりだったときに、月末の入金タイミング後でないと、社員に給料を払えなかったので、25日ではなく、10日になったのだと。本当に資金がまわらなくなったときには、自分の家にある家財道具を奥さんが質屋に持っていき、現金化してなんとか社員の給料を工面していたこともあったというお話。

経営者やその奥さんになる方は、そういうレベルで日々過ごしているんだなと思いましたし、そんな状況でもあきらめず、社員に給与を払い続けたからこそその後に、船井総研ブランドが築かれていったのだと思いますね。

ちなみに、自分を育ててくれた会社を創業した方の思いや背景に敬意を払い、自分の今の給料日も毎月10日にしています。

それにしても、20代前半は、給料はそんなに多くなかったですが、お金は以外と貯まりましたね。なぜなら、ほとんど使う時間がなかったからです。休みもほとんどありません、夜中まで働いてたり、徹夜をよくしたりする日々だったので、友人とご飯にも行けません、もちろん、デートもできません。(もちろん女性と付き合う時間はありませんでした)つまり、生活最低限のコストしかかからない日々。

よく当時、船井幸雄先生は、

「中小・零細企業のオーナー経営者は、死ぬ気の覚悟でやっているからこそ成長できるんだ」

「そんな経営者を支えるあなたたちは、死ぬ気でサポートしなければならない」

と若手のコンサルタントに語っていたことを思い出します。質屋に家財道具を持って行ってまで社員の給与を払っていた方の話だからこそとても素直に自分の心の中に入ってきたメッセージでした。

自分もサラリーマンのときは、そこまでピンときていなかったかもしれませんが、経営者をかれこれ15年くらいやってきた今となってはよくわかりますね。死ぬ気というレベルかはわかりませんが、常に資金繰りのことは気になりますし、すべての責任は自分にあるわけですからね~

会社のブランドがなくなったときに、個人で勝負できるスキルや能力、そして人間力をつけなければ・・・と思いながら、特に20代後半は頑張っていたように思います。

そして歴史の中で構築されてきた会社のブランドに守られるのではなく、もっと厳しい責任とプレッシャーの中でもがく環境がないと、更なる成長は見込めないと思って30代は、あえて経営者という立場に身を置こうと決断しました。

40代も半分を過ぎてしまった今、経営者としての責任とプレッシャーは常にありますが、そんな決断を更によい方向につなげていけるようにすることが大切だと思って、日々前向きに試行錯誤しております。

話は少し元に戻りまして・・・

人生初の賞与(ボーナス)をもらったのが、1999年12月1日(6月は寸志でしたから)。当時に船井総研の賞与日は決まって、6月1日と12月1日でした。これも、頑張って会社を支えてくれている社員に、なるべく早く渡してあげたいという創業者の配慮でそうなったと聞きました。

12月に人生初の賞与をもらったときに、その当時の直属の上司である佐藤芳直さん(SYワークス代表)に言われた言葉・・・

「一生の思い出になるようなモノ、長い間使い続けられるモノを買いなさい」

そこで、自分なりに考えて購入したものがこちら


 腕時計 『オメガ シーマスター』

当時、住んでいた仙台のヨドバシカメラで思い切って購入したことを今でも鮮明に覚えています。価格は、15万円~20万円の間だったように思います。新人の社会人にとって衝動買いできるプライスではないので、それなりに熟考して購入しましたね。当時はそのくらいのプライスで購入できたのですが、今はお手頃のモデルでも50万円程度はしているみたい・・・

それから、20年以上の月日が流れた今も、仕事やプライベートのお供をしてくれています。それなりに大切に扱っているため、そんなに傷もついていません。この時計は、自分が若いころの苦労も一緒に体験してくれたようなものですし、購入したきっかけも相まって思い入れの強いモノです。

だから、講演会などの仕事では必ずこの時計をつけていきます。なんだか、困ったときには、この時計が助けてくれるような気さえするのです。時計がない会場では、時間の確認用として、腕からはずして講演台や机の上に置くのですが・・・

「雑賀さんが腕時計をなにげなくはずすしぐさがたまらないんですよね~」

なんて、少々マニアックな方も・・・数人からそんな話を聞きました。

そんなこんなで、この時計にもいろいろな意味で感謝しています。

初任給の使い方も初ボーナスの使い方も”感謝”をカタチにしたり、”思い入れ”につながる使い方をすることで、更なる価値につながるのではないでしょうか。

自分の体験的には、そうなっていると思います。

大人としての成熟度や洗練度をあげていく上では、お金の上手な使い方も違いを生み出すポイントになると思いますね。

『お金だけではない更なる付加価値を生み出せる使い方』

『今の消費だけではなく未来への投資につながる使い方』

人のために、自分のために上手にお金を活用できれば、まためぐりめぐって”自分へのプラスの何か”として返ってくると思いますね。

社会人初の給料のタイミング、これは一生に一度しか経験できません。

だから、一生の思い出になるような使い方、そして未来への良き投資と思い入れにつながるような使い方をすることをお勧めしたいと思って、今日はこのタイミングでメッセージを書いてみました。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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2023-04-18 10:18

 

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