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喜び返しの連続が本当の幸せ!! ~相手のために想いを馳せて喜びを交換する~

今年のお盆weekは、台風の影響で大変だった方々も多かったことでしょう。

我が家は毎年恒例ですが、両家の実家に行ってきました。ということでしばらくお盆休みをいただいておりました。子ども達は今も奥さんの実家にいて明後日こちらに帰ってくるようです。

『お盆、迎え火、送り火・・・』

本来の目的や意味合いをちゃんと理解している人たちが少なくなっているだろうな・・・そんな話を奥さんの実家で話していましたので、以下ウィキペディア(Wikipedia)から一部抜粋してお盆の意味合いや風習などをお伝えしておきましょう。

【お盆とは】

お盆(おぼん)は、日本で夏季に行われる祖先の霊を祀る一連の行事。日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事である。かつては太陰暦の7月15日を中心とした期間に行われた。明治期の太陽暦(新暦)の採用後、新暦7月15日に合わせると農繁期と重なって支障が出る地域が多かったため、新暦8月15日をお盆(月遅れ盆)とする地域が多くなった。

盆の概念は日本全国に広まっているため、その行事の内容や風習は地方それぞれに様々な様式がある。必ずしも定まったものでないが、全国に比較的広まっている風習として以下の様なものがある。お盆休みの帰省は、故郷を離れて暮らすことが一般化した昭和の後半から全国的に見られるようになったが、悼むべき故人に大戦で亡くなった親類縁者を共に加えて行うことも少なくない。海外では新年などに行われることが一般的な花火大会ももともとはお施餓鬼の法会を起源として供養に繋がることから地方ではこの帰省の時期に併せてよく開催されている。

【迎え火】

13日夕刻の野火を迎え火(むかえび)と呼ぶ以後、精霊棚の故人へ色々なお供え物をする。 地方によっては、「留守参り」をするところもある。留守参りとは、故人がいない墓に行って掃除などをすることをいう。

【送り火】

16日の野火を送り火(おくりび)と呼ぶ。川へ送る風習もあり灯篭流しが行われる山や川へ送る点は、釜蓋朔日で記したとおり故人が居るとされるのが文化的に山や川でありそのようになる。なお、故人を送る期間であるが、16日から24日までであり、お迎え同様に墓参などをして勤める。

ということで、一般的には今日が送り火ですよね。

しかし、実際にちゃんとこういう風習を体験できている若い人や子ども達はだいぶ少ないのが現実なのかもしれませんね。

『亡くなった人に対して想いを馳せる』

そんな期間だとも言えるお盆。死んでしまったのだから、そんなことしても意味がないと思う人もいるかもしれませんが、自分はそういう思考ではないタイプ。なんだか、人生のいろいろな節目を見守ってくれているだろうなと思っているタイプ。

年に数回ですがちゃんとお墓参りをして現状報告をしたり、そのときのお願いをしたりすることも大切にしています。だから、子ども達にもそんな感覚は引き継いでいきたいなと・・・

つまり、自分の先祖や祖先からの血のつながりを大切にして感謝するということ。その人たちがいたからこそ、自分が生まれたし、生きていられるという感覚を再確認するタイミングがお盆であったり、お墓参りであったりするのかなと思うわけです。

特に自分の場合は、5歳のときに自分の妹が1歳で亡くなったという経験をしているので、墓参りのときは妹に一言、二言メッセージを伝えるという感じになりますかね。

亡くなってしまってこの世に存在していない先祖や祖先に対しても、想いを馳せながら感謝をする。それがお線香をあげるとか、お墓をキレイに掃除をする、お供え物をする、送り火、迎え火という具体的な行為をすることなんだと思っています。

そうすることでちゃんと見守ってくれるだろう、大変なときに支えになってくれるだろう。まったく論理的でもなく科学的でもないことですが、相手に対して良い行為をするということが自分に返ってくるんだというマインドセットはとても大切だと思っています。

研修や講義では『Give and Be givenの法則』とお伝えしています。

上記テーマについては、かつてのブログ記事で書いてありますので以下リンクしておきます。

本日は、私のテキストにあるコンテンツからそのまま抜粋したメッセージを・・・ 「与えれば与えられるの法則」  ~Give And Be Given の法則~ 仕事を
2010-12-15 23:22

『喜び返し』

このフレーズは、先日テレビを見ていたら、ふと所ジョージさんが語ったもの。このブログにも何回か所さんが登場していますが、ふと印象的で心に刺さるメッセージを発する方だなと思いますし、日常のハイセンスなライフスタイルを見ていると、自分もあんな感じで年齢を重ねていきたいなと思わされる憧れの存在のお一人。

お互いに相手が喜んでくれることを日々心掛けて実践できていれば、

お互いが感謝して、相手に対して協力しようとか、何かをしてあげたいとなる。

それが『喜び返し』であって、そんな状態が連続していくように人生の時間を創り出していくことが一番幸せな人生なんじゃない・・・そう思っているから自分はそれを日々実践しているだけ。というお話。

それに加えて、例えば、道路工事の交通整理をしているおじさんも、しかめっ面でめんどくさそうに誘導していたら、こちらもよい気分にはなれないけれど、その姿が一生懸命で笑顔でこちらに気を配りながらやってくれたら、ドライバー側も笑顔でありがとうなんていいながらそこを通るんじゃないの?そういうことだよと・・・なんて話もしていました。

本当にそう思いますよね。それを日々実践しようと行動している人間もいれば、そうでない人もいる。それぞれがそれぞれの関係の中で、『喜びの交換』をしていけば世の中はもっとハッピーになるんじゃないの?と所さんに言われているように感じましたね。

昔からの風習で、亡くなった人たちにも想いを馳せて、感謝を伝えるというカルチャーがある日本。それって、『喜び返し』を大切にするカルチャーそのものなのではないのかな??

『喜び返しの連続が本当の幸せ』

人生やビジネスなどが全般的にうまくいっている人に共通するマインドセットなのかなと思っています。

『そこにいる人がどうしたら喜んでくれるか?』

相手のために想いを馳せる時間が明らかに人より多く、それが具体的な行為となって相手にちゃんと伝達される。タイムラグを経て、そのお返しのシャワーがいつもその人に降っている状態になる。だからうまくいく。

そんな感じだと思います。そういえば、私が好きで見ているBSフジの『世田谷ベース』で誰かが遊びに来ると、所さんは、いろいろなモノをその人に気軽にあげてしまうシーンが多い。単純に喜んでもらおうと思ってナチュラルにそうしているのでしょう。言っているだけの人は多いですが、実際にそれを行為として具現化している所さんを目の当たりにして、この人すごい人だな~といつも思わされます。

お盆休みのリフレッシュタイムの中、迎え火をしながら、『おじいちゃん、おばあちゃんこっちだよ~』と叫んでいる子ども達。なんだかいいシーンだなと感じながら、あたらめて大切だなと思ったことを書いてみました。

それでは、皆さんもまだ暑い日が続くようですが、楽しい夏にしてください。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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