ミスの種類に応じた適切なアプローチポイント ~シンプル・システム・チャレンジミス~
- 2026.01.13
- MESSAGECONSULTINGPERSONAL COACHING

皆さま、3連休はいかがでしたでしょうか?
我が家は11日、12日とサッカーの試合&練習、その他の時間も高校サッカーをテレビ観戦・・・ということでサッカータイムが多い3連休でしたね。
お正月の大学駅伝では、青山学院大学が優勝しましたが、その他の大学との熾烈な競争の中で3連覇を達成したことは、大学として本当に実力や総合力が高いと証明していると思います。
そんな総合力のベースづくりの上で、やはり原監督のチームマネジメント力や人材育成力という部分は見逃せないポイントだと思って、原監督のそんな部分に関する言動などはチェックしてしまうのですが、先日たまたま見つけた動画の中でミスの種類について話していました。
ということで、今回のテーマは『ミスについて』
人間誰でも、ミスったことや失敗したことがない人はいないわけで、生きていれば自分がミスをしたり、相手や生徒や選手がミスをしたりするシーンに出くわす機会は多いはず。
自分も週末、サッカーコーチとして自分が担当する3年生チームの試合や練習がありましたが、まあミスはかなりまたまだ多いですし、それはまだ成長ステージだからしょうがないことだと思うのですが、コーチとして”イライラしてしまう”ことも少なからずあります。特に自分の息子がミスったシーンなどはそうなってしまう傾向が強いですかね。(よくないことだとわかっていても・・・)
原監督は、ミスには3種類あると・・・
①シンプルミス
②システムミス
③チャレンジミス
シンプルミスは、一般的に言う「ケアレスミス」のことだと思うのですが、本人の不注意によって生じたミス。
知識や能力の不足ではなく、単純な不注意や確認不足、思い込みによって起こる、本来なら防げたはずのミスのこと。
このシンプルミスに関してのアプローチは、『厳しく指摘する』というスタイルをとっているとのこと。
自分もサラリーマン時代に何人かの部下や後輩によく言っていたことは・・・
『能力が至らずではなく、意識が至らず発生させてしまったミスや失敗に対しては怒るよ!!」
ということ。チームや組織で活動していれば、1つのミスは自分だけのミスではなく全体にマイナスの影響を与えることもありますので、そういう部分も含めて、厳しく指摘する必要があるでしょう。
それに加えて、不注意や確認不足や思い込みや準備不足というのは、自分で改善やコントロールできる部分ですから、それに対して”甘い姿勢”がミスを招いている本質的原因であり、その甘さを改善していかないと、ミスを繰り返し続ける確率が高い人間のままですからね。まあまわりから信用&信頼されなくなっていくことでしょう。
システムミスとは、仕組みや環境や外的要因によってもたらされるミスと捉えたらよいでしょう。チームや組織編成の不具合による情報伝達の齟齬だったり、サッカーで言えば、各人の特徴に合わせた適正なポジションで試合が行えていなかった、そもそもの目標設定レベルが適正でなかった・・・などかなと。
これは個人というよりも、チームや組織のあるべき姿を見直して、ミスや失敗を軽減していくプロセスが必要とされますから、システムミスに関してのアプローチは『話し合う』というスタイルが大切だと話されていました。
経営コンサルタントとして普段活動している時間の中で、この”システムミス”の指摘や改善サポートをする日々なので、この問題に対して、個人を責めてもあまり有効性がないことはよくわかります。
それぞれの立場では正しいと思うことを一生懸命やっていても、全体を俯瞰的にみたときに、それが足かせになってしまっていることはありますからね。もしくは、それぞれ歯車がうまくかみ合っていないことも多いですかね。
だからこそ・・・
①そのミスが失敗が発生しやすくなっている根源的な原因をまず見つけること。
②上記の原因に対する改善の方向性や具体的対策を話し合いながら考えること。
③話し合うだけではなく、具体的な改善とスピーディーに行動変革を促していくこと。
システムミスの発生に関しては、そんなふうに話し合いと行動変革促進につなげていくアプローチこそ、チームマネジメントのポイントだと思います。
チャレンジミスとは、挑戦しようとしたけれど、うまくいかなったミスですよね。
このように、前向きに挑戦しようとしたミスに関するアプローチは『褒める』ことを大切にしていると話されていました。人間って、頭でわかっているけれど、それを実行するときにその通りにとか完璧にはできないことが多いですよね。でも、本人の頭の中には、”こうしたい” ”こうなりたい”という前向きなイメージがあって、そこのトライ&チャレンジしながら、そこに段階的に近づいていくもの。
だから、そういう姿勢に対して応援するよ!!というアプローチが『褒める』ということであり、それが本人への成長サポートになるということでしょうね。
但し、そのシーンや姿を見て、それがチャレンジしたものなのか否かを見極める視座は問われると思いますね。そして、そのチャレンジに対して褒めるレベル感は、その人の成長ステージに応じて、微調整してあげる必要もあるでしょう。
私は、よく現場で『1.2倍の精神』という話をするのですが、簡単にお伝えすると・・・
『適切な負荷とプレッシャーがあるからこそ人は成長できる』
ということ。だから、成長するには、適切な負荷とプレッシャーは必要であって、『チャレンジ精神』がそこを突破していく原動力になっている。(過去に書いた関連ブログをリンクしておきますね)
やらないほうが楽とは、ちょっと心配だからやめておこうといった自分の心とのやりとりに対してどう向き合うかそしてどう行動していくか・・・日々、私たちに問われていること。
そこをやってみようとか、心配だけど前に進んでみようと決断してチャレンジした姿勢を褒めてあげることでそれがうまくいくため、ミスや失敗を少なくしていくための思考と行動だと良い意味で思い込ませていくことが大切なんだと思うのです。
『今のミスは未来への投資』
そんなふうに思えるとよいのでしょうか。そして大切なことは、ミスはミスとして受け入れて、より良くしていくための反省をちゃんとして次につなげていくことでしょうね。そこまで寄り添ってサポートやコーチしてあげることで、今のミスが未来への投資へと転換されていくわけですから。
まあ、あらためてこうやってミスの種類を因数分解してアプローチパターンも整理してみると、コンサルティングやコーチングやサッカーコーチとしてのアプローチポイントが自分の中でも再確認できました。
皆さんも自分のミス、まわりにいる人のミスに遭遇したときに、その種類をその都度見極めて適切なアプローチにつなげると有益なのではないでしょうか。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

