新しい環境でのリセット＆スイッチ！！ ～ポジティブな切り替えを～
新年度がスタートして、新しい環境にすぐに馴染める人もいれば、
なかなかまだ馴染めないでいる人もいるのかなと思います
転職をした人の中には、本人にまったくそんなつもりはなくとも・・・
これまで自分が長年どっぷり浸かっていた職場のカルチャーを
引きずってしまっている人も最初は多いのかなと思います。
でも、そこから差がついていく。
すぐに新しい職場のスタイルにスムーズに適応、順応していくAさん。
しばらくたっても、どうしても以前の環境における感覚が抜けきらないBさん。
当然、AさんとBさんの新しい環境での評価や信頼は日に日に差がついていく
『リセットできる人が成長する』
これは、こういう時期の研修や講義であったり、転職をした後に相談にくる方など
によくお伝えしているフレーズでもあります。
でも、実際にはなかなか自分をリセットできない人も多く存在しますよね
環境適応性、環境受容性とでも言いましょうか・・・
これって、人間が今まで生きながらえた能力でもあると思います。
つまり「生きる力」
「最も強い者が生き残るのではなく、
唯一生き残るのは、変化に適応できる者である」 By ダーウィン
組織には新卒の人もいれば、中途採用の人もいると思いますが、
その環境に入ったときに、
『過去の環境や職場における経験や自分の価値観を引きずり過ぎる人は
なかなか成長できない』
と感じています。
「前の会社では・・・」
「私のいた業界では・・・」
と言うことが口癖みたいになっている人に遭遇することもありますが、
ここは前の会社でも、その業界でもありませんから～と言いたくなりますよね
人の最良の知性である素直さ（受容性 ）というものが欠如している人
とも言えるのでしょうね
私が以前いた職場の経験則で言えば・・・
中途採用の転職メンバーで、前職のスキルやノウハウでなんとかコンサルティング
をしようと甘い考えで入社してしまった人ほど、結果が出ずにまた退職していく・・・
という光景をよく目にしましたからね。
『新しい環境でも成長して結果を出す人は、自分をリセットできる人』
すべてをゼロにしろ！！とは思いませんが、
それまでの経験値も大切にしながら、新しい職場や環境の中での
物事の考え方や仕事観へのリセットはとても大切だと思いますね
リセットという言葉を聞くと、なぜかファミコンを思い出す人が多くないですか？
子どもの頃、ファミコンを友達とやっていて、自分が負けそうになると
いきなり、リセットボタンを押すたわけ者がいませんでしたか？
これは、けっこう多くの人が共感してくれる過去の体験のように思います。
そして、リセットと同じような概念で使うフレーズが
『スイッチ』
『自分のスイッチを臨機応変に使い熟せる人が成長する』
とも感じています。『切り替えとメリハリ』という部分ですかね。
それに関しては、以前書いたブログを以下にリンクさせていただきます。
ご興味ある方はご一読下さい。
まあ、この記事にも書きましたが・・・
新しい環境に入れば、日々いろいろな刺激や気づきや感情の動きがあると
思います。
それらを、自分自身のポジティブスイッチにできる人は、やはり環境適応力
が高い人であり、時間と環境変化を味方につけられる人なんだと思います
その逆に、それらを自分自身のネガティブスイッチにしちゃう人もいて、
そういう人の傾向と特徴としては、新しい刺激や気づきや感情の動きのすべてを・・・
『つらい』『大変だ』『自分には向いていない・・・』
といったネガティブワードに転換するクセがついてしまっているんですよね
脳科学の勉強会で、
『新しい体験と知識の習得が人の成長を加速させる』
と学びましたが、新しい環境の中で得られる体験と知識があってもそれを
自分の中でポジティブに受け止めるか、ネガティブに受け止めるかで、
人の成長はぜんぜん違うとも思いますね
今まさに、新しい職場や環境に馴染んでいく真っ最中のプロセスの人達が多い
と思いますので、そんなときに、自分が大切だなと思っていることを
お伝えしてみました。
『リセット＆スイッチングパワー』を前向きに意識しながら、新しい環境を
自分自身の更なる成長のチャンスと捉えて、前進してほしいと思います。
お読みいただいた方の何かのヒントと子ども達の未来のハッピーに
少しでもつながれば幸いです。